その葉酸サプリは天然?合成?
葉酸は、お腹の赤ちゃんと妊婦さんであるお母さんにとって、とても重要な役割のある栄養素です。
水溶性のビタミンであることから、摂りすぎた分は体外へ排泄されますから、脂溶性のビタミンのように体に溜まってしまうことは、普通はありません。
普通はない、ということは、過剰摂取してしまうと、いくら水溶性ビタミンでも害になることがある、ということ。
サプリで葉酸を摂取する場合、特に注意が必要です。
そのサプリが天然成分ではなく、化学合成されて作られている合成成分のサプリだと、悪影響が出る場合があるからです。
食物からの葉酸摂取や、天然成分のサプリであるなら、問題視されることはないんです。
合成の葉酸サプリがなぜいけないかと言うと、価格を抑えるため、などの理由で、材料が石油系などであることが多いからです。
石油を体に取り込むのは、あまりいいイメージがないものですよね。
化学合成されているサプリの成分は、吸収率が悪く、効果が薄れてしまうものが多いのです。
これは体が食物だという認識をせず、必要ないものだと判断するため。
私たちの体に備わっている、自己防衛の機能からです。
また、吸収は悪いのに、残留性は高いというのも良くない点です。
そこから、副作用が出ることがあります。
胎児への合成葉酸サプリで分かっている副作用は、小児喘息になってしまう可能性が高い、というものが第一に挙げられます。
必ず喘息になるということではありませんが、これは、天然葉酸サプリでは問題ないといわれていることです。
天然成分はコストパフォーマンスは悪いものが多いです。
しかし、安全性は高いといえます。
サプリで葉酸を摂取する場合、天然か合成か、で、比べるのもいいかもしれません。