妊娠初期の葉酸の過剰摂取が危険?!

妊娠初期に必要だと言われる葉酸ですが、その過剰摂取は危険だというんです!

亜鉛の吸収が悪くなる?

葉酸は、ビタミンB群の一種の栄養素です。

熱に弱く水に溶けやすいので、食物からの摂取がしにくいもの。

そのため葉酸は、食物からの摂取では、過剰摂取にはなりにくいものです。

厚生労働省が推奨する葉酸の摂取量というのもサプリメントなどの栄養補助食品から摂取する数字を指しています。

 

厚生労働省の推奨する成人への葉酸サプリの摂取目安は、1日当たり240μg。

妊婦さんには、そこにプラスして200μg摂取するように言われています。

 

なぜ妊婦さんに葉酸が勧められるかというと、お腹の赤ちゃんが先天性奇形や神経管欠損症などになるのを予防する効果があるため。

ですが、手軽にサプリで摂取できるため、副作用も懸念されます。

この場合の副作用も、サプリからの副作用であり、食物からは副作用はでないだろう、と言われ、もしあっても軽度である、と言われています。

 

葉酸を過剰に摂取してしまった場合のひとつに、亜鉛欠乏症というものがあります。

葉酸亜鉛とくっつくので、亜鉛の吸収が悪くなり起こる症状です。

亜鉛欠乏症の主な症状としては、食欲不振、味覚障害、皮膚疾患などがあります

よほどの葉酸の過剰摂取じゃないと起こらないとは言われていますが、葉酸をサプリから摂取する場合、そのパッケージに記されている摂取量を必ず守るようにしてください。